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金魚の病気の症状とその対策 [金魚の病気]

金魚の病気はその症状から、
何の病気なのかを知ることが大事。

知ることで対策できれば、
金魚が長生きできるようになります。


白点病の症状

白点-1.jpg

初期はヒレの先に小さな白い点が見受けられます。

進行が進むと、
ヒレ全体と体表にその白いのが広がっていきます。

重症になると、
体全体が白い点で覆われ
金魚は呼吸困難になって死んでしまいます。

対策

原因になっている
白点虫の生息温度は25°C近辺です。

初期であれば、
水替えをして30°Cまで温度を上げることで、
治ります。

進行が進んでいる場合薬品は
グリーンFクリア、メチレンブルーなどの
薬浴で対応します。


尾腐れ病の症状

尾腐れ.jpg

初期の頃は、
ヒレの先端部分が白濁した感じになります。

進行が進むと、
白濁がヒレの根元まで広がります。

重症になると、
ヒレがボロボロになって、
骨の部分だけ残り死んでしまいます。

対策

抗菌剤で薬浴する方法が有効です。

バラサンD
グリーンFゴールド等
0.5%塩水欲と混合薬欲が効き目があります。

病気の進行が進んだ場合、
難治の病気なので、初期対応が肝心です。


水カビ病の症状

水カビ.jpg

水カビが金魚に寄生して、
雲のようなカビが見えます。

病気をしてダメージを受けたところに
出ることが多いので、見た目でわかります。

対策

ニューグリーンF
メチレンブルー
などの薬品を水替えして、薬浴を行います。


穴あき病の症状

穴あき.jpg

初期は鱗に充血が確認できます。

進行すると、
それが広がって炎症がひどくなり、
鱗が剥落して体に穴があいたように見えます。

対策

グリーンFゴールド
バラサンD
などで薬浴して治療を行います。
0.5%の塩水欲を併用すれば効果的です。


転覆病の症状

転覆.jpg

初期は体が傾いた形で泳いだりします。

進行すると引っくり返ったり、沈んだりします。

対策

0.5%の塩水欲で対応します。
エサのやりすぎに注意して、
水温を25°C以上にしてあげることです。


赤班病の症状

赤班.jpg

充血や、出血にともなう、
赤い斑点が体表に現れます。

対策

グリーンFゴールド
バラサンD
などで薬浴します。


金魚の病気は無数にあって、
薬では対応できないものもあります。

それでも初期の頃なら、
殆どの病気は治すことができます。

肝心なのは、毎日観察して、
体調の変調を見つけたら、
速やかに対処することです。

何より大事なのは、
水槽の水を綺麗に保つことです。

これは人間の見た目の問題ではなく、
金魚に取って理想的な環境を作るという意味です。

定期的な水替え、
エサの与え過ぎに注意、
過密飼いの防止。

必要異常なストレスを金魚に与えないことです。


水槽が健全であれば、
病気の金魚でさえも治ってしまうこともあります。

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金魚が病気のとき、水槽はどうする・・ [金魚の病気]

金魚が病気にかかったのなら、
まずは水槽の環境が良くないのでは?
と疑ってみるべきです。

水槽が健全であれば病気の金魚でさえも、
治ってしまうこともあるくらい、
水槽の環境は大事なのです。


縁日などの金魚すくいで持ち帰った金魚の場合は
元々弱っていることが多いので、
水槽に入れてその後病気になったとしても、
水槽だけが原因とも言えませんけど・・


金魚を持ち帰ったばかりで、
新しく用意した水槽に金魚を入れてあげた場合、
その水槽の中が金魚の好む環境になるまで、
しばらく時間を要します。

バクテリアが繁殖していない状況では、
水の濾過が十分ではなく、
金魚にとっては好ましい環境ではないのです。


金魚すくいで持ち帰った金魚の場合、
最初から病気を持っている、
あるいは金魚の入っているビニール袋の水に
問題がある場合が多いです。

持ち帰ったビニール袋の水を
水槽に移すのは避けた方がいいですね。


金魚を塩水浴させてから、
水槽に移すという方法もあります。

0.5%程度の塩水と25℃~28℃の水温で
4日~5日くらい塩水浴をすれば
元気になることがあります。

水槽-1.jpg

この場合、
エサを与えず絶食状態の方がいいですね。
金魚の糞で塩水浴の効果が薄まります。


元々、エサは与え過ぎると、
水が汚れる原因になるので、
1~2分で食べ切ってしまうくらいがいいです。

餌を食べて消化するという行為は
それだけでも体力を使うものです。

病気に罹ったら、
余計なことに体力を使うことなく、
病気の治癒に専念出来るように
してあげるのが良いでしょう。


1カ月以上経過したら、
ろ過バクテリアが活動しているでしょうから、
病気の金魚が出たとしても、
ろ過が非力なだけで、水を全部取り換えたり、
水槽をリセットする必要はないです。

折角、バクテリアが定着し始めたのを、
自分で除去してしまうようなものです。


病気の種類にもよりますが、
薬浴でしばらく対応するのがいいですね。

他の水槽で薬浴する間、
元の水槽をからで回すことで、
病原を除去出来ることもあります。

寄生する魚がいないことで、
病原が死滅してくれます。

大体1週間くらいが目安ですね。

水槽.jpg

水はバクテリアに影響がないように、
毎日3/1ずつ入れ替えてあげるのがいいでしょう。

病気は水質の悪化が
最大の原因であることが多いので、
綺麗で元気な水に変えることで、
金魚が病気にかかることはなくなります。

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金魚が病気で黒くなる?その原因・・ [金魚の病気]

金魚の病気のように言われるもので、
黒班病というのがあります。

これは、名前は黒班病と言っていますが、
実際は病気ではなく、
黒くなる症状と行ったほうが良いでしょう。

何故、そういう症状が表れるのか?
というと病気をしていて治りかけや、
治ってから出ることがあるからです。

黒班.jpg

雨の多い梅雨時や水温の変動が激しいときに
表れる白雲病という病気。

体表やヒレに、
白い雲のようなものができるのが特徴で
白い雲が全体を覆うようになったら
金魚は死に至るので、注意が必要です。


それに「尾ぐされ病」にかかって、
治る時にも出るようです。
「尾ぐされ病」はヒレが白くなり、
ボロボロになってきます。


どちらの病気も発見次第、
処置をするのが賢明です。

どちらの病気も進行が進むと、
魚が死に至ることになるので、
早期の発見が大事です。


処置をする場合、水槽を綺麗に清掃して、
2次感染をしないようすることが大事です。

直射日光で天日干しするか、
もしくはイソジンを使うのもよいでしょう。


知っているとは思いますが、
間違っても洗剤などを使って
水槽を洗ってはいけません。



これ以外に「黒ソブ」というのがあって、
温度が下がる冬になると、
一部が黒く変色することがあります。

これは時期がくれば、元に戻ると思われるので、
特に心配はないと思われます。

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金魚が病気で赤くなる赤班病とその対処法 [金魚の病気]

金魚の体表に赤い斑点のような物ができたら、
赤班病を疑うべきです。

赤班病とはまたの名を、
(運動性エロモナス症)といいます。

エロモナスハイドロフィラという
細菌による感染症なのですが、
強い病原性はないので、
治療してあげれば治ります。

原因は魚体に傷が出来てしまった場合や
水質の悪化、抵抗力が落ちている時などに、
発病することが多いようです。

赤班.jpg

毛細血管の充血や
出血で体表に赤班を見ることができます。

発見したらなるべく早めに対応すれば、
比較的速やかに治ります。


治療は
0.5%の塩水浴
グリーンFゴールド
バラサンD
など用法を守って処置しましょう。



似たような症状に
トリコディナ寄生症というのがあります。

こちらは繊毛虫、
トリコディナが過剰に寄生したことが原因です。

金魚の体表の代謝物または
バクテリアなどを食べています。

数が少ない場合は直接の害はありません。

水の汚れや、高密度の飼育などで、
大量発生した場合に猛威を奮います。

薬では治しにくいので、早期発見が鍵です。

現われるのはヒレ、体表、エラですが、
日ごろから観察していれば発見はできます。

病気の進行が進むと、
粘液を多く出してエラに密生寄生して、
死に至ります。


治療は
初期のころだと
グリーンFがある程度有効です。

この病気の進行がある程度進んでしまうと、
これといった有効な手だてがないので、
初期の発見が重要になってきます。


どの場合も同じではありますが、
薬浴をする場合、水槽全体を清掃して
2次感染を防ぐことが大事です。

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金魚の病気?白くなる場合と白点病 [金魚の病気]

金魚が白くなるというのは飼っている人なら、
経験のある人もいるでしょう。

これは病気なのか?そうでもないのか?

まずは、白い斑点のようなものが
金魚の体表に現れれば、
それは白点病の可能性が高いです。

白点.jpg

これは繊毛虫(せんもうちゅう)の1種である、
イクチオフティリウスの体表、
またはエラへの寄生によって発症します。

周囲が繊毛と呼ばれる微細な毛で被われた虫ですが、
成熟した成虫は、
「シスト」と呼ばれる丈夫な粘膜で水槽内に付着して、
細胞分裂をしていきます。



初期の症状としては、
ヒレの先に小さな白い斑点が現れます。

進行するにつれて、
ヒレ全体と体表へと広がります

重症になると体表全体にこれが広がり、
エラにおよび魚は呼吸困難に陥って死に至ります。

白点-1.jpg

治療としては、
メチレンブルー、グリーンFリキッドなどを、
規定の用法を守って薬浴します。


最初に白い点が体表に現れたら、
その時点で対処するのが基本だということを
覚えておいてください。

白点虫は
「生息温度の上限が25°C近辺」
であることが解っていますので、
白点を見つけたら、まずは水換えをして、
水槽の温度を30°Cくらいまで上げます。

シストを形成する前に
対処することが重要なのです。

それでほとんどの場合は治ってしまうので、
初期予防が大事です。



次に体表が白くなることがありますが、
これはエサの種類でもなるし、
日光浴していないと、白くなることがあります。

これは金魚の色をきれいするエサに変えれば、
少しずつ色が戻っていきます。


これが、即座に病気だということはないはずなので、
まずはエサを変えることをおすすめします。

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